Teamsにおいて、所有者側でチームにメンバー追加をすることができます。
ただこの追加数が多くなってくると大変だということで。
Power Automateによる名簿からまとめてメンバー追加をやってみました。
前提・準備
・Office 365 Businessプランを利用。
・メンバーを追加するチームの名称「チーム10」
※これは記事作成時点の情報です。
※これは筆者がやったみた記録であり、同じ方法を推奨しているわけではありません。
エクセルExcel名簿の準備
①エクセルファイルの作成
Excel Online for Businessにて、「メンバーリスト.xlsx」を作成
②メンバーのメールアドレスを入力
A列1行目にはタイトル(例:Mail)
2行目以降、メンバーのメールアドレスを記載していく。
③テーブル化
A列の1行目からすべてのメールアドレスを選択。
挿入→テーブル
先頭行をテーブルの見出しとして使用するにチェック
テーブルが作成されました。
メンバー追加のフロー作成
① 作成
作成を選びます。
② フローの作成
インスタントクラウドフローを選びます。
③ フロー名
フロー名(例:Teamsに一括まとめてメンバー追加)を入力します。
トリガーする方法は「手動でフローをトリガーします」。
④ フローの作成
フローの作成画面になりました。
「新しいステップ」でフローを追加します。
⑤ 表内に存在する行を一覧表示アクションを追加する
検索欄に「表内に存在する行を一覧表示」と入力すると、下部のアクション一覧に表示されます。
(OneDrive)と(Business)のどちらかを選択します。
※筆者の場合は(Business)を選択しました。
アカウントの組織や設定によって異なるようです。
⑥ OneDriveのメンバーリストを指定する
場所:OneDrive for Business
ドキュメントライブラリ:OneDrive
ファイル:メンバーリスト.xlsx
テーブル:テーブル1
それぞれ内容を指定する。
エクセル内において、テーブル名は「テーブル1」の名前で作成されています。
⑦ チームにメンバーを追加するアクションを追加する
検索欄に「チームにメンバーを追加する」と入力すると、下部のアクション一覧に表示されます。
「チームにメンバーを追加」を選びます。
⑧ チームと列を指定する。
チーム:10人チーム
追加するユーザーのAAD ID:Mail
以前の手順からパラメーターを挿入の「Mail」列を選びます。
⑨ 所有者とメンバーの設定
詳細オプションにて、追加するメンバーを登録時から所有者にすることができます。
フローの設定は完了です。
⑩ テスト
保存をすると、メニュー右上のテストから実行することができます。
手動を選んでテスト→続行。
「フローの実行」により実際の動作がはじまります。以上です。
お読みいただきありがとうございます。
コメント
Teamに複数メンバを登録したかったので大変参考となりました。
恐縮ですが一部誤字がありましたので、修正いただけると幸いです。
※例:「メンバーリスト.xslx」→「xlsx」
丁寧にお知らせいただいてありがとうございます。
間違えるとエクセルと認識されないわけですね。
修正させていただきました。