【ICT】アカウント情報のQRコード名刺つくってみた(ファイル付)

「アカウント情報を、カードにしてお知らせしたい!
「QRコードで、入力の手間がなくなるの?」
差し込み印刷で、QRコードを挿入できる?」

アカウント情報を、学生や社員に配布することがありますね。
大人に通知して、大人1人がログインする分には問題はないのですが。

職場によっては、IT担当者が全員の分をセッティングする場合なども。。。
全員のアカウント情報、主にメールアドレスのような文字列を打つのは大変です。

実はそれをQRコードにすることができます!
QRコードで読み取った文字列をコピーして、貼り付けるだけでOKです。

Wordの差し込み文書の機能にもともとあるので、やってみました。

差し込み印刷とは

エクセルにあるリスト(名前、番号など)の情報を、ワードに順番に入力して印刷することです。

ワーとも
ワーとも

ハガキや封筒の印刷をすると便利だね!

作り方

リストの作成

まず、先にエクセルのリストを作成します。(※例です。)

先頭行1行目のテキスト内容(年、組、名前など)が、あとで差し込み印刷で表示されます。

ワードの作成

ワードを起動します。

先輩
先輩

(※いろんな作成手順がありますが、WordTOMO式です。)

差し込み文書タブの、「ラベル」を選択します。

ラベル作成画面が出ます。「オプション」をクリックします。

用紙トレイ 規定値(自動)
 ※勝手に手差しトレイ指定に変わりますので、規定値に戻しましょう。

ラベルの製造元 A-ONE

製品番号 A-ONE 51002

しむあん和尚
しむあん和尚

どの種類でもよいですが、覚えやすい番号で作成しています。
「OK」で進みましょう。

右下のラベル情報が、さきほど選択した内容に更新されました。
この状態で、新規文書を作成します。

すでに名刺の枠が入った、ワード文書が作成されます。

差し込み文書にする(既存のリストを使用)

差し込み文書を開始します。(※これもWordTOMO方式です)
差し込み文書タブの「宛先の選択」>「既存のリストを使用」。

最初に作ったエクセルのアカウントリストを指定します(画像説明なし)。
どのシートか選ぶ必要がありますので、リストのシートを選んでOKします。

この操作によって、ワード文書にエクセルのシートがリンクされました。
差し込み文書タブの「差し込みフィールドの挿入」を見てみましょう。
年、組、名前など、エクセルの先頭行の内容で選ぶことができます。

アカウント情報と文字を入力した後。
<<年>>というフィールドを挿入しました。
例として右の名刺にも<<名前>>というフィールドを挿入しています。
右側にある「結果のプレビュー」を何度もクリックしてみましょう。

<<年>>には1が、<<名前>>には山田 太郎が表示切替されることを確認できます。

QRコードの挿入

テキストフィールドだけでなく、バーコードも挿入していきます。
差し込み文書タブの「バーコードフィールドの挿入」を押します。

フィールドには「ID]
バーコードのタイプを「QRコード」とします。
(※エクセル側の情報が英数字でないと、QRコードを選択できないかもしれません)

QRコードを挿入して、最低限の体裁を整えて以下のようにしました。
IDのように情報が多いほど、大きいQRコードになります。

複数ラベルに反映

1枚分を完成させて、同じデザインで10枚にしたいところ・・・。

後輩
後輩

えっ?「複数ラベルに反映」って使えないの・・・?

先輩
先輩

使おうと思った時に、グレーアウト(使えない状態)になっているよね。

そんな時は、差し込み文書タブの「差し込み文書印刷の開始」。
どの文書でもよいですが、とりあえずラベルを選びます。

先ほどのラペルオプションが表示されますので。
今度はそのまま「キャンセル」します。

この手順で「複数ラベルに反映」がつかえる状態になっています。

1枚目の構成がコピーされて、2枚目以降も表示されるようになりました!

先輩
先輩

複数ラベルに反映」と「既存のリストを使用」。
この手順を知っていると、差し込み文書のエラーを自分で直すことができます!

後輩
後輩

それで、WordTOMOでは、この順番で作成しているのね!!

印刷方法

差し込み印刷ではリストを使用するので、通常の印刷はあまり使いません。
右側にある「完了と差し込み」>「文書の印刷」を使います。

プリンターに差し込みの画面。
この画面で、リストの何行目から何行目まで、または全部などの指定ができます。

以上です。

ダウンロード

今回作成したファイルサンプルがこちら。

既存のリストを使用」手順で使えるようになるでしょう。

まとめ

アカウントのQRコードの作成をやってみました!

ただ実際の読み取りは、タブレット側の機能によるところもあります。

うまくいけば、QRコードの読み取り&ペーストでログインをスムーズにすることができます!

後輩
後輩

手入力は大変なので、QRコードはたすかる!!

先輩
先輩

QRコード入力によって、間違いも少なくなるかもしれませんね。

お読みいただきありがとうございます。

コメント

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